中国でエアコンが原因で男性が死亡する事例があった。中国の映像メディア・星視頻が1日付で報じた。

報道によると、福建省福州市で先日、半年間洗浄していないエアコンを起動させた男性が2日後にせきが止まらなくなり、さらに2日後に呼吸不全を起こして意識不明となった。男性はレジオネラ菌への感染が確認され、肺を広範囲に損傷。集中治療室（ICU）で治療を受けたものの、その後死亡したという。

医師は「エアコンの中は湿っていて長期間使用しないでいると内部にほこりや細菌がたまる。エアコンをつけたら3時間くらいで1度換気をした方が良く、3カ月に1度は洗浄した方がいい」との見方を示した。

中国のネットユーザーからは「エアコンを洗わないことの結果がこんなにも深刻だとは思わなかった」「マジで？。うちは2年に1度なんだが」「十数年間一度も洗ったことはない。でも何も起きてない」「職場のエアコンなんて一度も洗浄したことないよ」「セントラル空調はどうすればいいの？」「設置してから一度も洗ったことはない。（病気になっていないのは）ラッキーなのか」などの声が上がった。

また、「半年って長期間のうちに入るんだな…」「この報道でエアコン洗浄業者の売上が上がるだろう」「エアコンを買った時に『頻繁に洗うと良くない』と言われたんだが？」「さすがにそんなに頻繁（3カ月に1回）に洗う必要はないだろう。この男性は換気をしなかったことが問題では？」との声や、「今は総じて肺の免疫力が低下しているからな」「コロナの問題、あるいはワクチンが原因かもね」との声も出ている。（翻訳・編集/北田）