総延長距離が600万キロに、中国の交通の主な骨組みほぼ構築済み―中国メディア

人民網日本語版    2024年7月5日(金) 9時30分

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2023年に中国における地域またぎで移動した人の数は前年比30.7%増の延べ612億8800万人だった。写真は南京南駅。

中国交通運輸部がこのほど発表した「2023年交通運輸業界発展統計公報」によると、2023年、中国における地域またぎで移動した人の数は前年比30.7%増の延べ612億8800万人だった。中国の経済と社会発展の活力がその非常に多い移動する人の数から見て取れる。

中国では昨年以来、総合立体交通網の構築が加速し、大国発展を支える主な骨組みが加速しながら構築されている。

中国の鉄道は四方八方に通じている。昨年末の時点で、中国全土の鉄道の総延長距離は15万9000キロメートルで、うち4万5000キロメートルが高速鉄道となっている。鉄道網の密度は10000平方キロメートル当たり165.2キロメートルとなっており、前年比で4.1キロメートル増えた。

道路網の密度もますます高まっている。昨年末の時点で、道路の総延長距離は543万6800キロメートルで、前年比で8万2000キロメートル伸びた。道路網密度は100平方キロメートル当たり56.63キロメートルで、前年比で0.85キロメートル増えた。高速道路だけを見ると、その総延長距離は18万キロメートルを超えた。

水運もさらに発展し続けている。昨年末の時点で、内陸水路の航行可能な航路の総延長距離は12万8200キロメートルで、前年比で184キロメートル伸びた。ランク分けされている航行可能な航路が、内陸水路の航行可能な航路に占める割合は52.9%に達した。港の埠頭を見ると、昨年末の時点で、中国全土の港の生産用埠頭の係留施設は2万2000カ所以上で、前年比で700カ所増えた。うち、1万トン級以上の係留施設は2878カ所で、前年比で127カ所増えた。

航空交通網がカバーする範囲もより広くなっている。昨年末の時点で、中国の民用航空の離着陸が許可されている空港は259カ所となった。定期便で結ばれている都市(地域)は255都市で、利用者が年間延べ100万人を超えた空港は102カ所だった。

農村の交通インフラも整備が進んでいる。農村の道路建設に投じられた資金は7年連続で4000億元(約8兆8000億円)以上に達した。2023年に新たに敷設または改修された農村道路の総距離は18万8000キロメートルで、同年末の時点で、中国の農村道路の総延長距離は459万8600キロメートルに達し、農村の全面的な振興に力強い下支えが提供されている。

これにより中国の総合立体交通網の主な骨組みがほぼ構築されており、その総延長距離は600万キロメートルに達している。中国はすでに、世界最大の高速鉄道網や高速道路網、郵政・宅配網、世界レベルの港湾群を有しており、その空も海も世界とつながっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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