4歳娘の「裸絞」で父親が失神―中国

Record China    2024年7月4日(木) 23時0分

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中国・四川省綿陽市で先月26日、4歳の娘に背後から抱きつかれた父親が失神する騒動があった。

中国・四川省綿陽市で先月26日、4歳の娘に背後から抱きつかれた父親が失神する騒動があった。

四川省の地元メディアによると、一部始終は付近の防犯カメラに映っていた。屋外でしゃがんで作業をしていた陶(タオ)さん(父親)に娘が背後から駆け寄って首に手をまわして抱きつく。陶さんはそのまま立ち上がるが、数秒後に両腕がだらんと下に垂れ下がり、直後に娘もろとも後方に転倒。陶さんはしばらく意識がない様子で倒れていたが、ほどなくして目を覚ますと娘を抱き起こした。

その後、2人は病院で診察を受けたがいずれも頭部に軽い外傷を負っただけだった。医師によると、陶さんが失神したのは格闘技などの「裸絞(はだかじめ)」と同じ原理で、頸動脈を締め上げられたことによるもの。医師は「子どもの手が細いほど頸動脈は締まりやすい」と説明したとのこと。

中国のネットユーザーからは「私も娘に同じことをされた。意識は飛ばなかったが思い出すと怖い」「前に息子が同じように私の首を絞めたことがある。私がもがいているのを見て息子は遊んでいるのだと勘違いしていたが、息ができず頭がくらくらした」「嫁に後ろから(同じように)首を絞められて死にそうになった。嫁は私がふざけていると思っていた」など、同じ目に遭ったというコメントが相次いだ。

中国メディアの広州日報によると、中山大学孫逸仙記念病院心臓内科の張海峰(ジャン・ハイフォン)主任医師は、「子どもを背負う時は子どもの腕が首、特に両側の動脈のある位置に入ることを避けるように」と注意を呼び掛けている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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