Record Korea 2024年7月7日(日) 20時20分
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5日、韓国メディア・韓国経済は「済州島で宿泊施設の廃業が相次いでいる」と伝えた。写真は済州島。
2024年7月5日、韓国メディア・韓国経済は「済州島で宿泊施設の廃業が相次いでいる」と伝えた。
済州道によると、年初から5月31日までに休業・廃業した宿泊施設は248軒(休業21軒、廃業227軒)に達した。年度別の1~5月の休業・廃業数は2023年が6軒、22年が15軒、21年が21軒などで、今年は急増していることが分かる。業種別に見ると、農村・漁村の民泊が219軒で最も多く、観光宿泊業が18軒、ユースホステルが6軒、一般宿泊業が4軒、休養ペンション業が1軒だった。
済州はコロナ禍に訪れる韓国人観光客が増えて観光市場が好況となり宿泊施設が増えたものの、最近は「ぼったくり」問題などで観光客が減少。特に民泊が大きな影響を受けた。「同じ値段なら日本や東南アジアに旅行に行く」と考える韓国人が多いと記事は指摘している。
一方で、新たにオープンするリゾートタイプの宿泊施設は増えているという。済州島内の宿泊施設の総数は5月末現在7402軒で、年々増加を続けている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「悪い評判ばかりなのに行かないよ。済州に行って嫌な思いをするくらいなら、海外に行く」「正直、もう済州に行く理由はないよね。日本か東南アジアに行く」「値段のことだけじゃない。日本は親切だし、おいしい物が多いし、安くていいショッピングもできる」「済州は中国人観光客だらけだしな」「脂身だらけのサムギョプサルが決定打だった」「済州の物価の高さは、店舗の賃貸料の高さから始まってると思う。観光客の足がもっと遠のいてもっと苦しまないと、商売してる人たちは目を覚まさないだろう」などのコメントが寄せられている。
一方で、「済州が悪いわけじゃない。何軒かの特定の店がやったことなのに大げさに騒ぎすぎ」「また行きたくなる島になってほしい」といった意見も見られた。(翻訳・編集/麻江)
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