2024年7月8日、日本のアニメ「夏目友人帳」が中国SNS・微博（ウェイボー）でトレンド入りし、話題になっている。

「夏目友人帳」は、緑川ゆき氏の漫画が原作。他人には見えない妖怪を見ることができる高校生の主人公・夏目貴志（なつめたかし）が、祖母・レイコから妖怪を子分とする証しにその名を書かせたという遺品「友人帳」を受け継ぎ、自称用心棒の妖怪・ニャンコ先生と共に、妖怪たちへその名を返す日々を描く。

同作品は、白泉社が発行する隔月刊少女漫画雑誌「LaLa DX」03年7月号が初出。05年から読み切りシリーズとして連載され、一部作品は月刊誌「LaLa」に掲載された。テレビアニメシリーズは08年に第1期が放送開始され、今年の秋には第7期となる「夏目友人帳 漆」が放送される予定だ。

中国のSNS・微博（ウェイボー）では8日に「#夏目友人帳 優しさの神」のハッシュタグがトレンド入りし、453万人以上のフォロワーを持つブロガーは「『夏目友人帳』が放送されてから16年がたちました！。そして今年の秋には第7期が放送されます！。夏目はまさに思い出の中の少年であり、優しさ神のような存在です」と投稿した。

すると、他のアニメファンから「優しさの化身」「夏目は永遠に優しい」「とても優しい夏目！。私の青春を共に過ごしてくれました。今ではもうすぐ30歳になるというのに、まだ待ち遠しい気持ちでいっぱいです」「夏目は16年間も優しく時を過ごしてきました！。第7期の放送を待ちきれません。（同作品は）癒しを与えてくれる作品であり、その中で小さな確かな幸せを感じることができます」「私もまた『夏目友人帳』を静かに見守ってきた者です。時が過ぎてもその優しさが変わらず、新しいシーズンも変わらぬ温かさと感動をもたらしてくれることを願っています。この秋の再会を楽しみにしています」などと、主人公の優しい性格に言及するコメントや第7期の放送に期待するコメントが寄せられた。（翻訳・編集/岩田）