中国の自動車販売が3カ月連続で減少=輸出の伸び鈍化、EU追加関税でさらに減速も―仏メディア

Record China    2024年7月9日(火) 12時0分

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8日、仏RFIは、中国の6月の自動車販売台数が3カ月連続で前年同期比減となったことを報じた。資料写真。

2024年7月8日、仏国際放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)の中国語版サイトは、中国の6月の自動車販売台数が3カ月連続で前年同期比減となったことを報じた。

記事は、中国の電気自動車(EV)大手のBYDや新興ブランドの蔚来汽車(NIO)や極氪(ジーカー)、零跑汽車(リープモーター)などが6月に単月の自動車販売台数の過去最高を更新した一方で、同月の中国国内自動車販売台数は前年同期比6.9%減で、3カ月連続の減少になったと紹介した。

また、同月の自動車輸出台数は同28%増と、5月の同23%増とほぼ同じ水準の伸び率になったことを伝え、中国自動車産業の関係官僚の情報として、欧州連合(EU)が中国製EV追加関税発動の検討を進めたことにより、ここ数カ月の輸出増加ペースが20〜30ポイント低下したとしている。

さらに、欧州委員会が先週に中国製EVに対し最大37.6%の追加関税を課すことを決定したことに言及。不公平な補助による中国製EVが欧州市場に大量に流入することを防ぐ目的のもので中国側は強く反発しているものの、実際に追加関税が発動することで中国の自動車輸出の勢いがさらに低減する可能性があるとの見方も出ていると伝えた。

記事はこのほか、米EV大手テスラが中国で生産した自動車の輸出量が22年10〜12月以降で最低の水準にまで低下したことを併せて紹介している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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