中国の散打vs韓国のテコンドー、古代のスタイルに基づくアジアの武術―香港メディア

Record China    2024年7月13日(土) 20時0分

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中国メディアの環球時報によると、香港英字メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストにこのほど、「中国の散打(さんだ)vs韓国のテコンドー、古代のスタイルに基づくアジアの武術」とする記事が掲載された。

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中国メディアの環球時報によると、香港英字メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストにこのほど、「中国の散打(さんだ)vs韓国のテコンドー、古代のスタイルに基づくアジアの武術」とする記事が掲載された。

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記事はまず、「どちらも比較的新しい武術であり、尊敬と名誉の重要性を強調しているが、その技法はまったく異なる」とし、「アジアの武術は、地域と同じくらい多様で多岐にわたる。中国の少林寺拳法、日本の柔道、韓国のテコンドー、タイのムエタイなど、数え上げればきりがない。ファイティングスタイルはそれぞれ異なるが、共通点が一つあり、それは伝統に深く根ざし、何十年にもわたって進化し、改善されてきたということだ」と伝えた。

記事は、中国の散打について「中国政府の体育当局によって1979年に考案された。伝統的な中国武術と現代の格闘技の両方に基づいた比較的新しい格闘技だ。その先駆者である銭仁錶氏によると、中国以外の格闘技と対戦した際に中国武術のパフォーマンスを向上させるために考案されたという。体育当局は79年に北京で全国大会を開催した。銭氏によると、ルールを統一し、中国の技法と非中国の技法、古い技法と新しい技法を混ぜ合わせて散打になった。香港の散打王者、サニー・チュン・ヤットラムによると、散打は、他の武術の伝統と同様に、敬意の重要性や美徳のバランス、そして内面と外面の強さを養うことを強調している」と紹介した。

韓国のテコンドーについては、「韓国で最も有名な武術で、愛好者は世界中に2億人余りいるとされる。中国の散打のように比較的新しい武術だと聞くと意外に思われるかもしれない。朝鮮半島の古武術であるテッキョンとスバクを起源として50年代になってから確立されたものだが、確立に至るまでの経緯についてはいまだに議論が続いている。テコンドーの起源を分析するのに何時間も費やすことは可能だが、ほとんどの人にとってそれは重要ではない。テコンドーは発祥以来、独自の方法で進化してきた。今では韓国独自の武術として世界中で認められ、2000年にはオリンピックの競技種目になった」と紹介した。(翻訳・編集/柳川)

韓国のテコンドー

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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