中国・陝西省延安市の高校に通う女子生徒が自殺した問題が波紋を広げている。香港メディアの香港01が9日付で報じた。

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今月4日、女子生徒が校舎の5階から転落して死亡した。自殺とみられている。報道によると、女子生徒は失恋を理由に同日の校内行事への参加したくないと申し出たが、対応した2人の教師から長時間の叱責を受け、「どうして死なないんだ」「飛び降りればいい」などの不適切な言葉を掛けられたという。

中国メディアによると、女子生徒は4日正午に遺書のようなものを書いて飛び降りを試みたが、同級生に発見され未遂に終わった。しかしその後、再び教師らから叱責を受けた後、5階から飛び降りたという。

このほか、ある関係者は「事件後、学校側が女子生徒の交際相手だった男子生徒に停学を命じ、女子生徒の自殺の原因を押し付けようとしていた」とも話している。

問題の2人の教師はすでに職務を停止しており、詳しい事件の経緯については延安市教育局が調査を進めているという。（翻訳・編集/北田）