サムスンに危機?中国でiPhoneの販売台数が爆発的に増加=韓国ネット「むしろアップルの危機」

Record Korea    2024年7月11日(木) 7時0分

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9日、韓国・ヘラルド経済は「『恐れていたことが起きた』信じられない光景…サムスンも『驚愕』」と題する記事を掲載した。写真は中国・南京のiPhone売り場。

2024年7月9日、韓国・ヘラルド経済は「『恐れていたことが起きた』信じられない光景…サムスンも『驚愕』」と題する記事を掲載した。

記事によると、中国国内のiPhone販売台数は4月に前年同期比50%以上増加したのに続いて5月も約40%増加し、爆発的な数を記録している。

記事は「その理由は、アップルが他の国では前例のない大々的な値引きセールに突入したため」「最大43万5000ウォン(約5万700円)の割引きセールを始め、その結果、中国での販売台数が増えている」と分析し、「プライドの高いiPhoneが異例となる破格の値引き販売を始めたのは、世界最大の市場である中国での販売不振により、今年に入ってサムスン電子に世界1位の座を奪われたため」と指摘している。

iPhoneの今年1~2月の中国での販売台数は30%以上減少し、サムスンに世界販売台数1位の座を奪われた。中国国内でも、現地メーカーに押されて1位から3位に転落した。アップルはこうした危機的状況を打開するため、2月に最大約22万ウォン(約2万5600円)値引きするイベントを行い、最近はその2倍となる最大約43万ウォンの値引きを実施しているという。

記事は「値引きセールによりiPhoneの販売台数が大幅に増加したことで、サムスンは世界1位の座を脅かされている」とし、「サムスンのスマートフォンが冷遇されている中国でiPhone の販売台数が爆発的に増加していることは、サムスンにとってよりダメージが大きい」と伝えた。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「中国人はどうせサムスン製品を使わない。アップルの値引き攻撃により中国メーカーが打撃を受けるから、サムスンとしては悪いことではない」「世界最大市場の中国や日本では販売が不調なのに世界1位をとれるサムスンはやっぱりすごい」「むしろアップルの危機では?今や値引きしないと売れないということだから」などの声が上がっている。

そのほか、「中国に安く売り、韓国には高く売るのに、それでも韓国にはiPhone大好きな人が多い」「iPhoneを使う韓国の若者にはプライドがないの?いいカモにされているのに」「サムスンが1位の座を守れるよう、愛国心を持ってサムスンのスマートフォンをわれわれが守ろう」「こんなときにサムスンの労組はストライキ中」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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