国網浙江省電力が10日に明らかにしたところによると、6月末現在の浙江省全体の発電設備容量は1億3611万kW。うちクリーンエネルギーは7118万kWで浙江省発電設備容量の約52％を占め、割合が初めて5割を超えた。新華社が伝えた。

浙江省は近年、新型電力システムの構築を急ぎ、新エネルギーの発展に積極的に寄与している。「風力と太陽光の倍増計画」などの実施を通じ、エネルギーのクリーン化を持続的に推進している。データによると、浙江省の今年1-6月の風力・太陽光発電の新設設備容量は565万kWで、クリーンエネルギーの発電設備容量の持続的な急増を後押しした。

クリーンエネルギーの発電設備容量が占める割合が持続的に上がっている。太陽光発電モジュール、動力電池、新エネルギー自動車などをはじめとする新興産業は新たな発展の契機を得た。温州の電力供給会社は新エネルギー設備製造業の発展に積極的に寄与し、温州による沿海部新エネルギー拠点の建設を後押ししている。浙江省は現在、風力発電機、太陽光発電モジュール、動力電池、エネルギー貯蔵、新エネルギー完成車製造、部品生産などの企業からなる整った新エネルギー産業チェーンを形成しており、エネルギー及び経済・社会のグリーンで低炭素な発展をサポートしている。

クリーンエネルギーの発展はさらに、新エネルギー車による移動や農村のエネルギー消費の電化などの持続的な高度化を牽引している。海寧市は新エネルギー車充電設備ネットワーク展開を急ぎ、充電設備の「鎮のフルカバー、村の相互接続」を推進している。紹興市柯橋区は1018の「村の相互接続」充電設備プロジェクトの建設を完了し、グリーンモビリティーがトレンドになっている。

浙江省の6月末現在の公共充電ステーションは1万1300カ所で、充電ポールは13万8500本。関係計画によると、浙江省は年内に公共充電ガンを2万本新設し、うち農村地域で1万本以上にする。また、500台の路線バス、1万5000台の新エネルギータクシーを追加もしくは更新する。（提供/人民網日本語版・編集/YF）