ベルリンの慰安婦像がなくなる?管轄区庁が撤去要請の意思示す=韓国ネット「悲しい」「撤去が正解」

Record Korea    2024年7月12日(金) 14時0分

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12日、韓国・毎日経済は「岸田文雄首相のドイツ訪問を前に、ベルリンに設置された『平和の少女像』を管轄するミッテ区庁が像の撤去を要請する意思を示した」と伝えた。写真は平和の少女像。

2024年7月12日、韓国・毎日経済は「岸田文雄首相のドイツ訪問を前に、ベルリンに設置された『平和の少女像』を管轄するミッテ区庁が像の撤去を要請する意思を示した」と伝えた。

記事は日本メディアの報道を引用し、旧日本軍慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」をめぐり、ミッテ区庁が「設置を認める期限が9月に満了するため、像を設置した在ドイツ市民団体『コリア協議会』に撤去を求める」と明らかにしたと伝えている。

岸田首相は12日(現地時間)にドイツを訪問し、ショルツ首相と首脳会談を行う。

平和の少女像の碑文には「第2次世界大戦時に日本軍はアジア・太平洋全域から女性を性奴隷として強制連行した」「こうした戦争犯罪の再発を防ぐために活動する生存者らの勇気に敬意を表す」などの内容が書かれているという。

ミッテ区庁は20年9月に平和の少女像が設置されたときにも、コリア協議会側が碑文の内容を事前に知らせなかったことを問題視し撤去命令を出したが、協議会側の仮処分申請により保留となった。その後、ミッテ区庁は平和の少女像の特別許可を22年9月28日まで延長し、それからは法的根拠なく公共の場に設置された像を裁量で容認しているとの立場を示しているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「悲しい。韓国が日本より強くて大きければこんな思いをせずに済むのに」「日本は首相まで出て来て撤去を要請しているのに、韓国の大統領は何をしているのか」「韓国の外交部はただの傍観者」「歴史は流れていくけど、私たちは忘れてはならない」などの声が寄せられている。

一方で「設置を認める期限満了により撤去。何の問題もないけど?」「反対の立場に立って考えてみよう。インドやアフリカの人たちが過去の欧州の蛮行を伝えるために労働者像を韓国に設置したら、ほとんどの韓国人は関心を寄せないし、撤去にも賛成するだろう」「撤去が正解。政治的に利用するだけで、何の意味もない」「韓国人にとっては意味のある像だけど、海外の人からしたらただの鉄の塊だ」など理解を示す声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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