2024年7月12日、韓国・アジア経済は、日本メディアの報道を引用し「深刻な航空燃料不足に陥っている日本が、在庫のある韓国から燃料を輸入する対策案を推進している」と伝えた。

記事は「日本は最近、航空会社の新規就航と増便が見送られるほど深刻な航空燃料不足に陥っている」「日本では石油を加工する会社が統廃合され、労働力不足が深刻化し、航空燃料が円滑に供給されなくなっている」などと説明し、「日本政府は問題解決のため、韓国などから燃料を輸入することを決めた」「日本国内で運航する輸送用タンカーを新たに3隻確保した他、空港別の航空便増便情報を石油元売り会社に迅速に伝え、生産計画に反映させる考えも示した」などと伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「生産国でもないのに輸出？」「反対。わずか数年前に輸出規制で韓国の半導体産業をつぶそうとした国だよ？」「今が復讐（ふくしゅう）するチャンス」「せめて価格は10倍にして」など否定的な声が上がっている。

一方で「尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領がいる限り100％輸出する」「国民がいくら反対しても大統領はあげるだろうね」との声や、「大変なときは助け合える協力関係が理想」「産業では互いに協力し、スポーツや文化では互いに競争し、軍事は同盟、外交は個別に各々努力するなど、日本とは分野別に異なる関係を築くのが良いと思う。韓国で航空燃料が不足することもあるだろうから、今回は快く助けてあげよう」との声も見られた。（翻訳・編集/堂本）