「鬼滅の刃」柱稽古編にIGNが3点の低評価=中国では「その通り」「何も分かっていない」と賛否の声

Record China    2024年7月12日(金) 15時0分

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11日、中国のSNS・微博のブロガーが、北米のゲーム・エンタメ情報サイトのIGNが「鬼滅の刃」柱稽古編に3点評価をつけたと紹介し、中国のネットユーザーの間で議論を呼んでいる。写真は鬼滅の刃。

2024年7月11日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で443万人以上のフォロワーを持つブロガーが、北米のゲーム・エンタメ情報サイトのIGNが「鬼滅の刃」柱稽古編に3点評価(10点満点中)をつけたと紹介し、中国のネットユーザーの間で議論を呼んでいる。

同ブロガーによると、IGNのX(旧ツイッター)公式アカウントは、「『鬼滅の刃』柱稽古編はシリーズの中で最も低調な部分で、これは過剰で自己満足的な内容であり、物語の大団円に至る前に設定から可能な限りの内容を引き出して時間を埋めたものだ」と投稿。「アニメの制作チームが短い数話分の漫画の内容を約10時間のアニメシーズンに拡張した結果、無意味なシーンが多く含まれてしまった」と指摘し、最終的に3点の評価を付けたという。

この評価に対して中国のネットユーザーは、「まさにその通りだと思う」「原作の数ページ分の内容を8話にするのは確かに難しい」「最終話は10点に値するが、それまでのエピソードは確かに退屈だった」「今シーズンについての感想は人それぞれだが、私はIGNの意見に賛同する」「私も特殊効果の演出だけを見たい人が嫌いだけれど、正直、今シーズンのテンポはあまり良くないと感じた。お気に入りのキャラクターの訓練があると聞いてうれしかったが、実際に放送されるとちょっと微妙だった。原作の感情描写は本当に細やかで心に響くけれど、アニメのオリジナルストーリーはその感じが全くない。無理に感動させようとしているように感じた」などとコメントした。

一方で、「これは嵐の前の最後の静けさだ」「彼らは何も分かっていない。この平穏な日常が彼らにとってどれほど貴重か」「実際、『鬼滅の刃』はもともとキャラクターの絆や真摯(しんし)な感情に重きを置いた作品であり、戦闘が唯一の要素ではない」などと反論する意見も集まった。

さらに、「アニメは原作の説明不足や詳細でない部分を補うためのものではないのか?普通の隊員の描写だけでも素晴らしいし、そうでなければ最後の決戦で犠牲になる隊員たちがあまりにも悲惨。これを補わなければ、鬼殺隊が何百人もいる組織だということを誰も覚えていないだろう」「漫画と前シーズンのアニメをすべて見たファンとして、柱稽古編はとても面白かった。キャラクターの感情を豊かにし、漫画の不足している部分も多く補完している。彼らの日常を見るのも楽しみだった。最後のエピソードは前の積み重ねがあってこその素晴らしさだし、隅々までの細心の注意と予算の規模感も感じられる華麗な制作だった!無限城編がとても楽しみ!」などと、擁護する声が多く見られた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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