自動運転車の「お医者さん」 、スマートコネクテッドカーO&Mスタッフが新職業に―中国

人民網日本語版    2024年7月14日(日) 19時0分

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中国人的資源・社会保障部が先ごろ発表した19の「新職業」や29の「新職種」の追加に関する計画を見ると、自動車業界関連の職業や職種も少なくない。

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北京自動運転モデルエリアに足を運ぶと、王偉さん(39)が自動運転テスト車両のセンサーの検査を行っていた。王さんの仕事は自動運転車と自動運転機能を実現するLiDARやミリ波レーダー、カメラなどを含むセンサー、ハードウェアのメンテンナンスのほか、ソフトウェア・ハードウェアのアップデートなどだ。

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中国人的資源・社会保障部が先ごろ発表した19の「新職業」や29の「新職種」の追加に関する計画を見ると、自動車業界関連の職業や職種も少なくない。

専門的な設備や工具、測定器、計器を使って、スマートコネクテッドカーや道路の設備の設置、テスト、調整、状態モニタリング、メンテンナンス、修理などを担う王さんの仕事にも、「スマートコネクテッドカーO&Mスタッフ」という正式名称が付けられた。


2010年に北京に来た王さんはあるドローン関係の会社で回路基板の溶接や手作業でのワイヤーハーネス制作といった業務に従事するようになり、「仕事をしながら、自動運転や自動飛行に対する理解を次第に深めていったようなもの。その流れで自動運転の分野にも触れるようになった」という。


そんな王さんは2019年に、自動運転技術の開発を手がけるスタートアップ企業・小馬智行(ポニー・エーアイ)に正式に入社し、第一線のエンジニアとして働き始めた。「後付け設備は全て自分たちでメンテンナンスしなければならない。例えば、トランクの設備やワイヤーハーネスなどは定期的に検査や交換を行う必要がある。また、車の上に設置されているセンサーやカメラなども非常に重要な設備だ」と説明する。


中国人的資源・社会保障部が「新職業」を発表した後、業務内容に変化は生じていないが、王さんは「自分の仕事が社会に認められ、さらに上を目指すためのステップができ、その上限もさらに高くなった気がする」と充実感を抱くようになったという。そして、「将来、自動運転車のテストエンジニアになりたい。業界がレベルアップし続けるにつれて、個人が目指すことができる成長の可能性も大きくなった」と希望を抱いている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)



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