人民網日本語版 2024年7月13日(土) 12時30分
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年初以来、中国のインバウンド観光市場は良好な回復傾向を示している。写真は福建土楼。
「China travel(中国旅行)」というキーワードが最近、海外のあるプラットフォームでクリック回数が7億回に達した。中国を旅行した体験をショート動画にまとめてSNSにアップする外国人が多く現れ、美しい景色やグルメを紹介するものもあれば、快適な公共交通機関、安全で利便性の高い生活環境、温かく友好的な中国人の様子を伝えるものもあり、その多くがこれから中国に来ようとする外国人の中国旅行への意欲をかき立てている。
年初以来、中国のインバウンド観光市場は良好な回復傾向を示している。中国文化・観光部によると、メーデー(5月1日)の連休期間のインバウンド観光客は延べ177万5000人に達した。国家移民管理局がまとめた統計では、今年上半期(1-6月)の外国人入国者数は前年同期比152.7%増の延べ1463万5000人だった。
ビザ政策が絶えず最適化されたことが、インバウンド観光の回復プロセスを直接牽引した。同局の統計データを見ると、今年上半期にビザ免除措置を適用されて入国した外国人は同190.1%増の延べ854万2000人となり、外国人全体の52%を占めた。
多くの外国人観光客はビザ以外にも、交通、決済、予約などのサービスがさらに便利で迅速になったという新たな変化を実感している。交通について見ると、中国で運航される旅客輸送の国際定期便は2019年の73.1%まで回復した。鉄道当局は12306ウェブサイトを最適化し、外国のパスポートによるオンライン本人確認サービスを打ち出した。決済については、「高額の決済はカードで、少額の決済はQRコードで、どれも使えなければ現金で」などの制度的枠組みが徐々に実施された。予約については、上海、北京、南京、長沙などの地域が、観光地・景勝地は少数の場所を除いて予約制を全面的に取りやめたと発表した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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2024/7/12
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