世界競争力ランキング、1位は6年連続でスイス=日本と中国もランクイン―世界経済フォーラム

Record China    2014年9月4日(木) 14時25分

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3日、世界経済フォーラムは世界各国・地域の競争力に関する報告書を発表した。1位は6年連続でスイス。中国は前回より1つ順位を上げて28位、日本は6位だった。写真はチューリヒ。

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2014年9月3日、スイスのジュネーブに本部を置く世界経済フォーラム(WEF)は世界各国・地域の競争力に関する2014−2015年版の報告書を発表した。1位は6年連続でスイス。2位はシンガポール、3位は米国だった。国際在線が伝えた。

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報告書は世界144カ国・地域を対象としており、評価のデータは国連や世界銀行、国際通貨基金および世界経済フォーラムが行った調査で得られたものを使っている。4位以下は、フィンランド、ドイツ、日本、香港、オランダ英国スウェーデンとなっている。

新興国では、中国が前回より1つ順位を上げて28位となり、BRICsの中で最高位となった。ロシアやブラジル、南アフリカはいずれも50位台で、インドは71位。中国の競争力は一定程度良好な起業・イノベーション環境に起因していると報告書は指摘するが、銀行業の脆弱性や市場参入の面におけるさまざまな規制や投資ルールなどが中国の競争力を制約している。

また、中国はイノベーション力を持つ経済体となりつつあるが、イノベーション大国には至っていない。安さを売りとする労働集約型製品の生産地ではなくなった中国は、高まる生活水準を維持できるような付加価値のある就業機会を生み出す必要に迫られている。(翻訳・編集/岡田)

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