中国人もアイスドリンク好み?上海のスーパーで「アイスカップ」月間販売100万杯

CRI online    2024年7月14日(日) 18時0分

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中国で「アイスカップ」は多くの消費者がドリンクを購入する際の必需品となっています。

猛暑が続く中、アイスドリンクを買うことは多くの消費者にとって暑さをしのぐ選択肢となっています。そうした中で、「アイスカップ」は多くの消費者がドリンクを購入する際の必需品となっています。

「アイスカップ」とは氷が入った透明なプラスチックカップで、食用の角氷か氷玉がたくさん入っており、密閉シールを取ればすぐに使うことができます。「アイスカップ」は2種類あり、成分が水だけでできたものと、コーヒー、フルーツ、ティーなどフレーバー付きのものがあります。

上海では気温の上昇に伴い、コンビニやスーパーに置いてある「アイスカップ」の人気が高まるだけでなく、一部の生鮮スーパーチェーンでも「アイスカップ」を販売するようになっています。記者はある平日の午後、上海市浦東新区の生鮮スーパーチェーンで、店内の冷蔵庫にさまざまな「アイスカップ」が並んでいるのを見かけました。そこには普通の「アイスカップ」のほか、各種フレーバーもあり、価格は3元(約66円)から10元(約220円)までいろいろでした。

上海のある生鮮スーパーチェーンの氷製品研究開発購買担当の湯さんによると、2021年に「アイスカップ」の発売を始めて以来、販売量は増え続け、店内の他の飲料や果物の販売量の売れ行きも良くなっています。6月の全店舗の「アイスカップ」販売量は前年同期比60%増の100万杯を突破しました。「アイスカップ」は、レモン、果汁飲料、甘酒などの関連商品の売り上げも押し上げています。

「2023年即時小売氷製品氷飲料消費動向白書」によると、40%を超える消費者は酒、飲料、乳製品を氷で冷やした状態で飲みたいとのことです。氷製品の消費額と頻度は、2019年に比べて10~15%増加しています。また、SNS上で各種の「DIYアイスカップ」のアルコール飲料が人気になっていることも、より多くの若者が「アイスカップ」を購入することにつながりました。(提供/CRI

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