危機に陥ったサムスン、エンジニアが相次ぎ競合企業に転職か=韓国ネット「永遠の1位はない」

Record Korea    2024年7月16日(火) 10時0分

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14日、韓国・韓国経済TVは「サムスン電子のエンジニアが相次ぎ競合企業のSKハイニックスへの転職を考えている」と伝えた。

2024年7月14日、韓国・韓国経済TVは「サムスン電子のエンジニアが相次ぎ競合企業のSKハイニックスへの転職を考えている」と伝えた。

記事によると、英紙ファイナンシャル・タイムズは14日、「危機のサムスン、前例のない従業員の動揺で人工知能(AI)野望に打撃」と題した記事を掲載した。サムスン電子は5月に半導体事業のトップ交代を断行したが、同社の半導体エンジニアによると「トップ交代後も特に変化はない」という。また、同エンジニアは「HBM(High Bandwidth Memory)ではSKハイニックスに押され、ファウンドリ(受託生産)では台湾TSMCに追い付けず、内部の空気は暗い」とし、「SKより待遇が悪いとみんな思っていて、全般的に給料に不満がある」「多くの従業員がライバル会社に転職しようと考えている」とも明かしている。

また同紙は、全国サムスン電子労働組合の無期限ストライキにより、HBM競争におけるSKハイニックスとの格差を詰めることはより困難になるとの見方が出ていると指摘している。

サムスンとSKハイニックスは、国内のエンジニア人材をめぐり激しく争っていると伝えられている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「労組のせいでどれだけの損害が出るんだろう。李在鎔(イ・ジェヨン、サムスン電子会長)さん、頑張って!。サムスンのおかげで韓国があるんだ」「サムスンからハイニックスに移って、それからまた別の所に移るかも。そんなことがあっていいのか?」「会社が苦しい状況にあるなら、みんなで頑張って危機を乗り越えることを考えるべきだ。そんな人間性では転職したくても受け入れてもらえるかどうか」「金のことしか考えてない連中はとっとと辞めればいい。そして新しいサムスンを作るんだ」などの声が寄せられている。

また、「図体ばかり立派、口だけ達者な企業になっていくね」「永遠の1位なんていうものはない」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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