中国国家移民管理局は15日、河南省鄭州空港で144時間以内のトランジットに対するビザ免除政策を即日実施する旨の公告を発表しました。滞在範囲は河南省内となります。同時に、同政策に基づく雲南省の滞在範囲を現状の昆明市のみから麗江、玉渓、プーアル、楚雄、大理、西双版納、紅河、文山などの9市（自治州）に拡大すること、さらに鄭州新鄭国際空港、麗江の三義国際空港、磨憨鉄道通関地点の3カ所を新たに同政策の適用箇所とすることを明らかにしました。

これにより、国家移民管理局が144時間以内のトランジットビザ免除政策を実施するのは北京、天津、河北省の石家荘、秦皇島、遼寧省の瀋陽および大連、上海、江蘇省の南京、連雲港、浙江省杭州、寧波、温州、舟山、河南省の鄭州、広東省の広州、深セン、掲陽、山東省の青島、重慶、四川省の成都、陝西省の西安、福建省の厦門、湖北省の武漢、雲南省の昆明、麗江、西双版納などの37カ所となります。

この政策により、米国やカナダ、英国など54カ国の国民は有効な旅券と144時間以内に上記の都市から第三国（地域）へ渡航することが確認できる予約済みの航空券（乗車券）を所持していれば、ビザを取得することなく、定められた区域内に144時間以内に限り滞在することができ、滞在中は観光、ビジネス、訪問、親族訪問などの短期活動を行うことができます。（提供/CRI）