中国本土学生による学歴詐称、香港の大学の学部課程にまで広がる―香港メディア

Record China    2024年7月17日(水) 5時0分

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香港大学ビジネススクールで複数の在校生が学歴を詐称して入学していたことが判明し、うち中国本土出身の2人が逮捕されたが、香港01によると、本土学生による学歴詐称は香港の大学の学部課程にまで広がっている。

香港大学ビジネススクール(経営管理学院)で複数の在校生が学歴を詐称して入学していたことが判明し、うち中国本土出身の2人が警察に逮捕された事件に関連し、香港メディアの香港01は15日、「中国本土学生による学歴詐称は香港の大学の学部課程にまで燃え広がっている」とする記事を掲載した。

記事によると、香港政府の機関である大学教育資助委員会(UGC)が助成している8大学のうちのある大学は、学歴を詐称して出願した疑いのある複数の中国本土学生について調査している。対象は少なくとも20人余りに及び、一部は現在1年生で、一部は今年9月の入学予定者だという。

関係者によると、実際の英語力が提出されたIELTSやTOEFLのスコアと一致しない一部の学生を査問したところ、留学エージェントが作成した偽の海外の学歴を利用したことや、英語試験や海外での大学入試は替え玉受験だったことを認めた。

取材に応じたある留学エージェントは、本科課程への出願における学歴詐称は修士課程へのそれに比べて「操作の余地が大きい」と語る。営利目的で卒業証書を発行する海外の高校と提携している留学エージェントもあり、替え玉受験も「それほど難しいことではない」という。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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