CRI online 2024年7月16日(火) 8時30分
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中国製スポーツ機材がパリ五輪で複数の競技場に登場します。
2024年パリオリンピックの開幕を目前に控え、中国製のスポーツ機材が複数の競技場に登場し、「ハイテク+ロマン」の融合がパリオリンピック組織委員会から高く称賛されています。
パリオリンピックでは北京時間の27日に卓球が競技初日を迎えます。中国製の卓球台と付帯設備がこのほど、順調に試合会場に搬入され、現在は設営と調整が行われています。パリオリンピックで使用される卓球台は、黒を基調としてピンクが配色されています。この斬新な配色は国際卓球連盟(ITTF)の特別承認を得たもので、とても新鮮です。
卓球台の台座には虹のような曲線が描かれ、インテリジェントAFS(配光可変型前照灯システム)が採用されており、選手の登場時や試合後に色とりどりの光による演出で、独特の雰囲気を醸し出します。また、卓球台は細部に至るまで工夫が凝られており、パリ2024の文字や五輪マークはすべて立体的なデザインで、特殊な角度のカット面により、競技中に選手の身体やユニフォームが擦れる心配がありません。また、卓球台のプレーイング・サーフェスは技術的に最適化されており、摩擦力と弾力により優れているということです。
パリオリンピックではこのほかに、柔道やレスリング用のマットも中国製です。ナノ防汚・抗菌コーティング技術を採用し、より優れた防汚性・清潔性・抗菌性・環境保護などの役割を果たしています。
関連スポーツ産業グループの技術者によりますと、パリオリンピックに提供されたスポーツマットは、種目によって発泡材料の力学的性能、例えば発泡倍率、密度、硬さ、孔径、圧縮の弾性特性などが異なります。また、マットには選手の運動中のパワーやスピード、接触エリアなどの情報をリアルタイムで収集し、トレーニングの指導につなげるため、初めてスマートチップが搭載されています。さらに、スポーツマットのレザーコーティングにはナノ抗菌コーティングフィルムが採用され、マットの表面に微生物が付着しても、蓄積・繁殖しにくいようになっています。この技術が柔道やレスリング用のマットに使われるのは、初めてだということです。
先日のサッカー欧州選手権EURO2024(ユーロ2024)に続き、ますます多くの中国製スポーツ機材が国際スポーツの舞台に登場して人々の注目を集め、より多くの中国企業が世界的なスポーツイベントのサプライヤーやサービスプロバイダーになるとみられます。(提供/CRI)
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