日本が車を運転する人型ロボ開発、中国ネット「自動運転で良くない?」

Record China    2024年7月16日(火) 16時0分

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15日、人民日報海外版は、日本の研究チームが自動車運転ロボットを開発したと報じた。

2024年7月15日、人民日報海外版は、日本の研究チームが自動車運転ロボットを開発したと報じた。

記事は、米FOXニュースが14日に報じた内容として、東京大学の研究チームが自動車を運転できるロボット「武蔵」を開発したと紹介。「武蔵」は74個の筋肉と39個の関節を持ち、手には人間同様5本の指を備え、手足にそれぞれ圧力センサーが取り付けられていると説明し、ハンドルの回転やペダル踏み、ハンドブレーキの使用、イグニッションキーの回転、方向指示器の使用が可能だと伝えた。

また、目の部分には人工知能(AI)システムに接続した高解像度のカメラが取り付けられており、バックミラーに映った歩行者の識別や信号の変化などへの反応ができると紹介している。

一方で、「武蔵」はまだ初期開発段階にあり、開放されていない道路で直進または右折しかできず、運転速度も時速5キロにとどまっているとした。

人間に非常に近い動きで自動車の運転ができるロボット「武蔵」の開発について中国のネットユーザーは「これはどんな意味があるの?。無人運転のほうが優れているじゃないか」「インテリジェント運転、すなわち自動車自体がロボットと化しつつある中で、自動車の運転をロボットに代わってもらう必要はない」「自動車自体がツールであり、ツールを操作するためのツールを作る必要はない」「優れた技術を注ぐ場所を間違えている」「時速5キロって、自分で走ったほうが早い」など、冷ややか感想を多く残している。

一方で「あくまで自動車の運転でテストをしたというだけで、最終的な用途は運転じゃないよ」「これは家事ロボットとして使えるようになると思う」など、あくまで技術力の高さを示すために自動車運転をさせたに過ぎず、幅広い用途を想定して開発が行われているという見方をするユーザーもいた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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