中国夏休み前半の映画興収40億元突破、後半からは8年ぶりの「君の名は。」などのラインアップも

anomado    2024年7月16日(火) 19時0分

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中国で6~8月の間に公開される夏休み映画。7月14日の時点で予約販売を含めた興行収入が43億元に達したと報じられた。写真は「黙殺」。

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中国で6~8月の間に公開される夏休み映画。7月14日の時点で予約販売を含めた興行収入が43億元(約938億円)に達したと報じられた。

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映画・ドラマのデータベース「灯塔専業版」の最新集計によると、興収のベスト3に並んだ作品は、サスペンス・クライム系の「黙殺」、癒やし系の「雲辺有個小売部」、ディズニーアニメ「インサイド・ヘッド2」。

黙殺

雲辺有個小売部

7月の第3週からは、試写会で大きな反響となったコメディー映画「抓娃娃」、アニメ「喜羊羊与灰太狼之守護」のほか、8年ぶりに再上映する日本アニメ「君の名は。」などが登場し、夏季興収に大きく貢献すると見込まれている。

抓娃娃

今年の夏季シーズンに上映が決まったのは劇映画が35作品と最多で、続いてアニメ21作品、ドキュメンタリー映画8作品、コメディー6作品、アクション5作品、恋愛映画5作品の構成となっている。試写会での反響から、女性ウケが良いと言われているのが青春映画の「倒倉」、男性はハリウッド映画の「デッドプール&ウルヴァリン」、家族連れは広州美術学院の学生が制作した3Dアニメ「落凡塵」だ。

夏休み興収が200億元(約4366億円)超と史上最多となった昨年に比べ、今年は勢いがやや失速しているもよう。後半にかけて投入する作品ラインアップで去年との距離をどこまで縮められるかが注目されている。(編集/RR)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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