シンガポール華字メディアの聯合早報によると、米ブルームバーグはこのほど、TikTokと分析会社カンターが発表した新しい報告書によると、韓流への世界の支出は2030年までに現在のほぼ2倍の1430億ドル（約22兆5940億円）に達すると予測されていると報じた。

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記事によると、韓流の現在の市場規模は760億ドル（約12兆円）と推計され、SNSでバズるコンテンツが米国や東南アジアなどの主要市場でより多くの視聴者を獲得することで、市場規模はさらに拡大するとみられる。

報告書によると、コンサートチケットやコンテンツを含むK-POPへ世界の支出は今年、約116億ドル（約1兆8328億円）に増加し、韓国のコスメと食品への支出もそれぞれ200億ドル（約3兆1600億円）超に増加すると見込まれている。

東アジアの文化輸出大国である日本と比べると、韓流の産出量はまだ比較的少ないが、SNSがその差を縮めるのに貢献している。米国と東南アジアではユーザーの約80％がTikTokを通じて韓国文化に触れたことが調査で判明した。（翻訳・編集/柳川）