<体操>パリ五輪、男子は日本と中国の頂上決戦―中国メディア

Record China    2024年7月21日(日) 7時0分

拡大

16日、澎湃新聞はパリ五輪の体操競技の注目点を紹介した。写真は張博恒。

(1 / 2 枚)

2024年7月16日、中国メディアの澎湃新聞は、26日(一部競技は24日)より開催予定のパリ五輪の競技種目のうち、27日から始まる体操競技について、「体操競技では男女合計14個(男子8種目、女子6種目)の金メダルを各国代表と争うことになる」として、男女それぞれの注目点を紹介した。

その他の写真

記事は初めに男子体操の注目点として「最大のライバルは日本代表チームだろう」と指摘し、中国代表について「東京五輪の種目別の金メダリストである劉洋(リウ・ヤン)や鄒敬園(ゾウ・ジンユエン)のほか、張博恒(ジャン・ボーヘン)、肖若騰(シャオ・ルオテン)、孫煒(スン・ウェイ)が団体戦に出場する予定だ。基本的には東京五輪の銅メダルメンバーから変わっていない。劉洋と鄒敬園はそれぞれつり輪と平行棒の前回大会王者として、パリ五輪でも種目別の金メダルを狙う。前回大会の個人総合では銀メダルを獲得した肖若騰はけがの具合が心配されたが、本大会に参加できるほどコンディションは安定しているようだ。

東京五輪直後の体操世界選手権で、日本の橋本大輝を破り個人総合の金メダルを獲得した張博恒もパリ五輪で活躍が期待される」と紹介した一方で、「1チーム5人制が復活するパリ五輪の体操団体戦において、日本代表チームの実力は侮れない。右手中指の負傷が心配される橋本大輝以外にも、NHK杯の優勝者の岡慎之助や『失敗しない男』との異名を持つ萱和真、あん馬と鉄棒での活躍が期待される杉野正尭や東京五輪のメンバーで跳馬とつり輪の谷川航など、経験と実力を兼ね備えた選手が揃っている。日本とのメダル争いは激烈なものとなるだろう」と述べた。

一方、記事は女子体操の注目点として「米国代表のシモーネ・バイルズの復帰」を挙げ、「東京五輪で精神的な不安を理由に途中棄権した同選手は、23年の体操世界選手権において、女子団体の優勝に貢献したほか、個人総合、ゆか、平均台でも金メダルを獲得した。パリ五輪でも体操女王の座を守り続けることができるのか」と紹介した。

中国代表については「東京五輪から続けて選出されたのは欧鈺珊(オウ・ユーシャン)のみで、17歳の邱祺縁(チウ・チーユエン)、16歳の張怡涵(ジャン・イーハン)、世界選手権で平均台銀メダルの周雅琴(ジョウ・ヤーチン)、昨年の第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ夏季大会(成都ユニバ)の平均台銀メダルの羅歓(ルオ・ホワン)など、若手が代表に選出され、東京五輪から大きく変わった。邱祺縁は初参加だった昨年の世界選手権で、段違い平行棒の優勝を勝ち取っている。張怡涵は段違い平行棒で自らの名前がついた技を持っている。10代の二人にとっての初の五輪大会では、現在世界で最高難度の段違い平行棒のルーチンを演じているアルジェリア代表の16歳、カイリア・ネムールや、東京五輪の個人総合の金メダリストのスニサ・リーなど、シモーネ・バイルズ以外にも強力なライバルと争うことになる」と紹介した。

写真左が周雅琴

記事は最後に「東京五輪では、平均台の決勝で16歳の管晨辰(グワン・チェンチェン)が金メダルを獲得したが、今回の中国代表チームは、どのような花をパリに咲かせるのか期待したい」と伝えた。(翻訳・編集/原邦之

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携