韓国代表FWファン・ヒチャンが人種差別被害、チームメートの行動に韓国ネット「すてきだ」

Record Korea    2024年7月17日(水) 15時0分

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16日、韓国・中央日報は「ウルバーハンプトンのFWファン・ヒチャンがプレシーズンマッチで相手チームの選手から人種差別を受けた」と報じた。写真はウルバーハンプトンのウェイボー公式アカウントより。

2024年7月16日、韓国・中央日報は「英プレミアリーグ・ウルバーハンプトンの韓国代表FWファン・ヒチャン(28)がプレシーズンマッチで相手チームの選手から人種差別を受けた」と報じた。

記事によると、ウルバーハンプトンは16日、球団サイトで「コモ(イタリア・セリエA)とのプレシーズンマッチはマット・ドハーティのヘディングで得点し1対0で勝利した」「しかし、ファン・ヒチャンが人種差別的な発言を浴びたことで勝利が色あせた」「ファンへの差別的発言を聞いて激高したダニエル・ポデンセが激しく反応したため退場になったが、ウルバーハンプトンは勝利をもぎ取った」と伝えた。

スペインで合宿中のウルバーハンプトンは現地時間15日午後、コモと練習試合を行った。ファンは後半から投入されたが23分が経過したころ、コモの選手から人種差別的な言葉を浴びた。怒ったポデンセがこの選手を拳で殴ったため退場となった。ポデンセ以外の選手たちも怒りをあらわにし、両チーム選手による乱闘に発展したという。ファンは試合最後までプレーを続行した。

試合終了後、ガリー・オニール監督は「本人が最後までプレーすると言った。こうした状況が起きたことは残念だ。絶対にあってはならないことだ」「屈辱的なことがあったが、ファンがチームを最優先に考えたことが誇らしかった。彼は同僚たちから全面的に支持されている」とコメント。球団も「人種差別行為はいかなる形であっても受け入れることはできない。今回の件は欧州サッカー連盟(UEFA)に提訴する予定」だと明らかにしている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ファン選手、応援してます。そしてチームメートたちもすてきだな」「いい仲間に恵まれたね」「人種差別するような選手は永久除名にすべき」「ファン選手のために懲戒もいとわず積極的に対処してくれたポデンセ選手、ありがとう」「チームメートが代わりに怒ってくれるなんて、ファンの人徳だね」「ポデンセ、本当にカッコいい!」「ポデンセは男の中の男だな」など、人種差別への怒りの声や、チームメートへの感謝のコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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