中国のインターネット上で、日本のマクドナルドで働く95歳の男性が話題になっている。

中国のSNS・微博（ウェイボー）のあるブロガーが14日、「日本のマクドナルドの最年長従業員にインタビューする動画を見て感慨にふけっている」と投稿。動画は富山県の店舗で働く最高齢（1928年生まれ）の薮田義光さんを取り上げたもので、薮田さんが午後11時から翌午前5時までの6時間、週4日働いていることや、「仕事が楽しく、100歳まで働きたい」と語っていることが紹介されている。

同ブロガーは「95歳でこのような状態でいられるのは強すぎる。マクドナルドが雇用する従業員の年齢に制限を設けないのは良いことだ。もし本当に自分が好きな仕事なら、年を取るまでやり続けてもいいのではないかと思った。でも、この年齢で夜中に働くというのは確かに衝撃的……」と感想をつづっている。

中国のネットユーザーからは「衝撃的で、敬服する」「95歳でも仕事があるというのがうらやましいわ」「働きたい人に働ける場がある。いいことだ」「中国の未来」「年を取ってもこんなに元気でいたいものだ」「仕事どうとか抜きにして体（健康）だけでも世界の99％の人に勝ってる」「95歳でも働ける体づくりについて聞きたい」といった声が上がり、中には「9年前にツアーで日本に行った時、宿で白髪のおじいさんが部屋の電球を交換してくれた。こんな高齢者がまだ仕事をしているのかと衝撃を受けた」との体験談を披露するユーザーもいた。（翻訳・編集/北田）