「タンクローリー事件」が中国の消費者の恐怖を呼び起こす―仏メディア

Record China    2024年7月19日(金) 7時0分

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仏紙ル・モンドは16日、「タンクローリーのスキャンダルが中国の消費者の恐怖を呼び起こした」とする記事を掲載した。

仏紙ル・モンドは16日、「タンクローリーのスキャンダルが中国の消費者の恐怖を呼び起こした」とする記事を掲載した。

記事は、中国でこのほど2台のタンクローリーが石炭液化燃料を荷下ろしした後、タンク内部を洗浄せずに食用大豆油を積み込んで運んでいたと報じられたことに言及し、「中国では監督不足によるこうした衛生問題が数多く起こっている」と伝えた。

その上で、中国メディア・新京報の報道として「こうしたやり方はしばしば見られており、中国のスーパーの棚にある有名ブランドにまで及んでいる」「輸送業界では洗浄せずに化学液体と食用液体を混ぜて輸送するのは公然の秘密になっている」などと紹介した。

また、政府当局が真相究明を約束し、企業も内部調査を開始する中、中国メディア・財新が「同様の方法は船舶輸送業界でも行われている」と暴露し、清掃会社の従業員の話として「輸送コスト削減を追求するため自分たちの(タンク清掃の)仕事が減少している」と伝えたことにも触れた。

記事は、「こうした事件は中国人に、ここ数十年にわたって指導者たちが約束を繰り返しているにもかかわらず消費者の安全より利益が優先されるやり方が消えていないことを認識させた」と言及。2008年に社会問題となったメラミン粉ミルク事件を例に挙げ、同事件では被害者が30万人に上り、6人の死者を出し、関係者2人が死刑判決を受けたことを伝えた。

さらに、「中国では09~15年に食品加工業に対する管理監督を繰り返し強化しており、一定の改善は見られるものの、経済的に余裕のある中国人は依然として海外製の粉ミルクを買い求めている」と指摘。ほかにも、飲食店でいわゆるドブ油(地溝油)が使用されたり、料理にネズミの頭が混入したり、青島ビールの工場で作業員が原料の麦芽に小便をしたりするなど、食品衛生問題がたびたび起きていると伝えている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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