中国国営テレビ、パリ五輪メディア村の345部屋を押さえ全室に中国製エアコン設置―香港メディア

Record China    2024年7月19日(金) 9時0分

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香港メディアの香港01は18日、パリ五輪の開幕が迫る中、中国の選手団・メディアが自らエアコンを手配していると報じた。

香港メディアの香港01は18日、パリ五輪の開幕が迫る中、中国の選手団・メディアが自らエアコンを手配していると報じた。

記事は、「7月26日に開幕するパリ五輪は環境に優しい大会をコンセプトにしており、環境保護と二酸化炭素削減の観点から選手村の全7000室にエアコンを設置しないことを表明していた」と説明した。

その上で、パリ五輪の選手村では地下70メートルの井戸からくみ上げた水を4度に冷却して部屋の床下のパイプに流す「床冷房」を採用しており、屋内の気温は屋外に比べて6~10度低くなるほか、屋上に植物が植えられたりするなど、涼しく過ごせる工夫が施されていると紹介した。

一方で、現地の7~8月の気温は34度に上る可能性があり、「史上最も暑い五輪になる」との指摘も出ているとし、米国英国、カナダ、ドイツ、オーストラリアなどの選手団が大会組織委員会を通じて計約2500台の移動式エアコンを発注したと説明。

また、中国選手団も同様に移動式エアコンを注文したほか、国営の中央テレビ(CCTV)がスタッフの作業効率を確保するため、メディア村内で予約した345部屋すべてに中国製エアコンを設置したことを伝えている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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