卓球女子シングルス世界ランキング1位に立つ中国の孫穎莎（スン・インシャー）を巡り、「足りないのは五輪女子シングルスの金メダルだけ」という話題が中国SNSの微博（ウェイボー）で注目を集めた。

孫は2000年11月生まれで、今月開幕のパリ五輪の代表選手に選ばれている。前回の東京五輪では女子団体で金メダルを獲得。女子シングルスでは同じ中国の陳夢（チェン・モン）に破れて銀メダルだった。

孫を巡って中国のスポーツメディア・咪咕体育は17日の微博への投稿で「16歳で（シニア）デビューして2冠を獲得。いきなり世界ランク10位になった」と紹介し、その後のワールドカップや世界卓球選手権、東京五輪、杭州アジア大会を経てシングルスのグランドスラム達成に足りないのは五輪の金メダルだけだとコメントした上で、「パリ五輪、頑張れ！」とエールを送った。

これにネットユーザーも反応を示し、投稿のコメント欄には「孫穎莎、頑張れ」「自信を持ち続けて」「あなたは一番すごい！」「後悔のないよう全力で臨んで」「パリでのパフォーマンスに期待してるよ」「孫穎莎が勝利を手に入れますように」などの声が相次いで寄せられた。（翻訳・編集/野谷）