中国の人気俳優シャオ・ジャン（肖戦）主演の新作映画「得閒謹制」が19日にクランクインしたと報じられ、ファンから期待の声が続々と寄せられた。

「得閒謹制」は制作会社・正午陽光影視が準備に10年を費やした重要プロジェクトで、日中戦争中の1943年に行われた湖北作戦（中国では「鄂西会戦」）において重要な戦いの一つとなった湖北省・石牌要塞の攻防戦「石牌保衛戦」を描く。

監督は時代劇ドラマ「琅琊榜（ろうやぼう）～麒麟の才子、風雲起こす～」や現代ドラマ「歓楽頌」などを代表作とするコン・ション（孔笙）氏が務め、脚本は映画「1950 鋼の第7中隊」などを手がけてきたラン・シャオロン（蘭暁龍）氏が担う。また、撮影をめぐっては先日、シャオ・ジャンが作品に出演するため北京から湖北省の宜昌に向かったと報じられていた。

中国SNSの微博（ウェイボー）では中国エンタメメディアの捜狐娯楽が「素晴らしい顔ぶれ！」としてこの話題を取り上げるとともに、シャオ・ジャンが香港映画界の巨匠ツイ・ハーク（徐克）監督の「射鵰英雄伝：侠之大者」、「宮廷の諍い女」などを手がけたジョン・シャオロン（鄭暁龍）監督の時代劇ドラマ「蔵海伝」、そしてコン・ション監督の「得閒謹制」と豪華大作に立て続けに参加することに言及した。

この投稿にファンからも「クランクインおめでとう！」「シャオ・ジャンの新作が楽しみ」「すべてが順調にいきますように」という声や、「すごい顔触れに思いっきり期待している」「早く見たい！」などの声が続々と上がった。（翻訳・編集/野谷）