Record China 2024年7月21日(日) 21時0分
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19日、スイスで「安楽死カプセル」が導入される可能性があることが中国のSNS微博で紹介され、注目を集めた。写真はスイス。
2024年7月19日、スイスで「安楽死カプセル」が導入される可能性があることが中国のSNS微博で紹介され、注目を集めた。
新浪財経の微博アカウントは19日、仏AFPの18日付報道として「安楽死カプセル」が今後数カ月以内にスイスで出現し、医療監督を必要としない状況で自ら安楽死をすることができるようになるかもしれないと報じた。
そして、スイスが世界で数少ない安楽死が合法化されている国であり、安楽死設備メーカーに市場を提供していると説明した上で、「最後の手段」という名前の非営利組織が17日、「永遠の眠りの中で静かにこの世を去れる完璧な死に方」として同組織が発明したセルフ式安楽死装置を発表したことを紹介。利用者がカプセル型装置の中に入り、「安楽死」ボタンを押すと、装置内の酸素濃度が30秒以内に0.05%にまで低下して昏睡状態となり、およそ5分後に死亡すると伝えた。
この件について、中国のネットユーザーは「年を取ったら世界旅行を楽しみ、最後の目的地をスイスにする」「今からお金を貯めて、その時が来たらスイスに行って安楽死しよう」「良心のある国、会社だ。年を取って苦痛のない死に方ができるというのは最大の幸せだ」「尊厳を保ったまま旅立つことができる」「酸欠で息苦しさを感じたりしないのだろうか」といった感想を残している。
一方で、「よく理解していない未成年者が思いつきで入ったり、いじめで入れられたりしたらと思うとすごく危険だ」「医療監督がないということは、精神状態に対する評価もないということかな。誰でも自由にカプセルを使えるというのは良くないと思う」など、否定的な見方をするユーザーも見られた。(翻訳・編集/川尻)
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