中国の工業生産は今年上半期、比較的速い成長を保っており、そのうち設備製造業は持続的に良好な発展を見せ、工業経済成長で重要な役割を果たしています。

統計データによると、上半期の全国の一定規模以上の企業（年間売上高が2000万元、約4億3000万円以上の企業）の工業付加価値は前年同期比6％増加し、昨年第4四半期（10～12月）以来の比較的速い増加状況を続けています。製造業の規模は持続的に拡大し、占有率は着実に向上し、構造は絶えず最適化され、重要な産業チェーン、サプライチェーンの安全保障能力は増強されています。主要設備業界で電子と自動車業界は急速に成長し、成長率はそれぞれ13．3％、9．8％で、上半期に両業界による、一定規模以上の企業の工業成長への貢献率は3割近くに達し、工業成長をけん引する重要なエンジンとなりました。

これについて中国情報通信研究院情報化と工業化融合研究所の鞏天嘯副所長は、「工業の発展は全体的に安定した良好な態勢を維持し、『バラスト』としての設備製造業の作用がさらに強くなり、新たな質の生産力の育成と質の高い発展の着実な推進に強い支えを提供した」と指摘しました。（提供/CRI）