Record China 2024年7月22日(月) 15時0分
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台湾メディアの自由時報は22日、乗客の冗談により飛行機の離陸が2時間遅れる騒動があったと報じた。写真はタイガーエア。
台湾メディアの自由時報は22日、台湾南部の高雄国際空港で乗客の冗談により飛行機の離陸が2時間遅れる騒動があったと報じた。
記事によると、21日に台湾高雄市から沖縄に向かう台湾の格安航空会社(LCC)タイガーエアIT288便の機内で、客室乗務員から「荷物に水は入っていませんか?」と聞かれた乗客が「水は入ってないけど、手りゅう弾は入ってるよ」と言った。
本人は冗談のつもりだったが、乗務員らは飛行の安全に疑念があるとして警察に通報し、170人余りの乗客を一度降機させ検査を行った。最終的に当該乗客の発言が虚偽であることが確認されたが、騒動により離陸が定刻から2時間近く遅れたという。
当該乗客は50代で家族らと沖縄に旅行に行くところだったが高雄地検に移送されて捜査を受ける羽目に。同じ便のほかの乗客からは便が遅れたことへの不満の声が上がった。現地の航空警察局は「飛行の安全に危害を及ぼす虚偽の情報を流布した者は、3年以下の懲役、拘留又は100万台湾ドル(約480万円)以下の罰金に処される」と説明した。
なお、台湾メディアの民視新聞網によると、22日にも台湾・桃園国際空港で70代の乗客が「荷物に手りゅう弾が入っている」と発言したことで便が遅れる騒動があったという。(翻訳・編集/北田)
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