Record China 2024年7月22日(月) 21時0分
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サッカー・中国代表の韋世豪のリーグ戦でのラフプレーが波紋を広げている。
サッカー・中国代表の韋世豪(ウェイ・シーハオ)のリーグ戦でのラフプレーが波紋を広げている。
成都蓉城に所属する韋世豪は、20日の中国スーパーリーグ第24節の古巣・武漢三鎮との試合に途中出場すると、元チームメイトの鄧涵文(ダン・ハンウェン)を背後から蹴り上げ、レッドカードで退場処分となった。
韋世豪は試合後、「過ちは過ちだ。衝動的な行動であれ、私の個人的な原因であれ、いずれにせよ皆さんにまず謝らなければならない」とサポーターらに謝罪の意思を示したが、中国の複数のメディアはこのプレーは中国代表にも影響すると報じている。
韋世豪は昨シーズンのリーグ戦、ベンチにいたものの審判への暴言で退場処分を受け、その後、中国サッカー協会から6試合の出場停止処分を言い渡された。これにより、9月の代表強化試合に欠場することになった。
中国のスポーツメディア・直播吧は22日付の記事で、今回のラフプレーに対しても「代表入り禁止令」を含むサッカー協会からの追加処罰は免れないと指摘。「冷静さを欠いた韋世豪はクラブ、代表にダメージを与え、特にワールドカップ(W杯)アジア3次予選に出場する代表チームにとって損失は計り知れない」と断じた。同予選で中国は日本と同じグループCに入っており、9月5日に対戦を控えている。
韋世豪は各年代の代表に選ばれるなど活躍する一方、ラフプレーが多い危険選手としても有名。2019年の中国杯でウズベキスタン選手に危険なタックルを見舞い、右足骨折の重傷を負わせた。22年にはリーグ戦で競り合いから相手選手に肋骨(ろっこつ)を4本折るけがをさせたほか、23年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のハノイFC戦では相手の顔面に膝蹴りを入れ退場処分を受けた。22年のW杯カタール大会アジア最終予選の日本との試合では、南野拓実と小競り合いを起こしている。(翻訳・編集/北田)
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