Record Korea 2024年7月24日(水) 10時0分
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23日、韓国・朝鮮日報によると、アーチェリーのインド代表監督を務めるペク・ウンギ氏が、パリ五輪開幕目前に監督の職を解かれインドに戻ることを余儀なくされた。資料写真。
2024年7月23日、韓国・朝鮮日報によると、アーチェリーのインド代表監督を務めるペク・ウンギ氏が、パリ五輪開幕目前に監督の職を解かれインドに戻ることを余儀なくされた。
記事によると、ペク氏はパリ入りして「AD(Accreditation)カード」の発給を待っていたが、突然インドアーチェリー協会から「五輪監督の職から除外したので帰国してくれ」と言い渡された。ペク氏は「大事な時期に監督の職から外された。屈辱的で冒瀆(ぼうとく)的だ」「(契約は8月30日までとなっているが)延長しようと言われても絶対に応じない」と激怒している。
五輪で会場に出入りするには、選手もスタッフもADカードを所持していなければならない。ADカードは各国に一定数量が配布され、協会が選手、監督、医療スタッフ、行政職員などに分配する。アーチェリーインド代表のコーチ・支援スタッフ用ADカードは4枚用意されたが、ペク監督の名前が分配リストの5番手だったため、カードを受け取ることができなかった。
優先的にADカードを受け取るべき監督の名前が5番手になっていた理由について、現地メディアは「ペク監督が除外された翌日、ある理学療法士が代表チームに合流した」と伝えている。この理学療法士は、インドアーチェリー協会事務総長と親しく、そのためペク監督に代わってチーム入りが可能になったという。協会側は「選手がリラックスすることを最優先した。協会はこのことに一切介入していない」とコメントしている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「2年間も一生懸命に指導してきた代表チームの監督を簡単に捨てるインド…」「あきれた。やることがなんて低レベルなんだ」「インドは絶対に気を付けなきゃいけない国だ。裏切ってくるぞ」「インドは五輪を権力者の観光地だと思っているようだな」「こんな国にアーチェリーの技術を教えてやる必要はない」「まったく組織が腐ってる」など、怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)
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