Record China 2024年7月24日(水) 19時0分
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中国のスポーツジャーナリストがサッカー日本代表について「ワールドカップ(W杯)ベスト8が限界」との見方を示した。
中国のスポーツジャーナリスト・寒氷(ハン・ビン)氏は23日、自身のSNSアカウントで「森保一監督はやや大きなことを言っている。日本には整ったユース育成システムや戦術があるが、少子高齢化でサッカー人口の母数は必然的に低下していく。日本人選手の技術はある程度の高みに達するが、フィジカル的には欧米のチームと差がある。特に、一人で試合を変えることができる天才型の選手が欠けており、これは日本サッカーの育成システムの中では生み出せない存在だ」と指摘した。
その上で、「日本は運の助けを借りればベスト4、あるいは決勝に進出するチャンスがあるかもしれないが、実力だけで言えば日本サッカーの限界はW杯ベスト8。日本のユース世代にハーフ(混血)選手が増えていることも、彼らが先天的なフィジカルの欠如を認識していることを示している。しかしそれでも、W杯優勝からはほど遠い」と断じた。
これに対し、中国のサッカーファンからは「そんなことはない」「まるで他国では少子化が起きていないような言い方だ」「日本は各年代の代表が国際大会でベスト4に入るレベルを示しているが、それも偶然だというのか?」「少なくとも日本には大きいことを言うだけの気概がある。中国はそんな気すら起きない」「(日本が)大きいことを言っているとは思わない。スペインも1950年以降、長年ベスト4にも入れなかったが2010年に決勝に進出し優勝した」といった反論が寄せられた。
また、「技術面において日本は欧州や南米のトップチームにも引けを取らない。だがサッカーとは力だけで結果が決まるわけではない。優勝には実力に加えて運や伝統などの要素も必要。それが、W杯で優勝したことがある国が少ない理由」「日本は2050年までにW杯で優勝できないかもしれないが、この発展の流れから言ってベスト8の常連にはなるはず」などの声も上がっている。(翻訳・編集/北田)
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