1-6月の1人当たり消費支出トップはどこ?―中国

人民網日本語版    2024年7月25日(木) 13時30分

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今年上半期の中国31省・自治区・直轄市の1人当たり消費支出データが相次いで発表された。写真は上海。

今年上半期(1-6月)の中国31省・自治区・直轄市の1人当たり消費支出データが相次いで発表された。最も多く消費したのは上海市民で、1人当たり支出額は2万6341元(約56万6000円)となり、北京市と浙江省がこれに続いた。また、1人当たり支出額が全国平均を上回ったところが8省(自治区・直轄市)あった。

国家統計局がこのほど発表したデータによると、今年上半期の全国1人当たり消費支出額は1万3601元で、前年と比べ、名目成長率は6.8%増、物価要因を差し引いた実質成長率は6.7%増だった。

上海市、北京市、浙江省、天津市、江蘇省、広東省、福建省、湖北省の8省市の上半期の1人当たり消費支出額が全国平均を上回った。最も消費したのは上海市民で1人当たり2万6341元に達し、2位は北京の2万4165元、3位は浙江の2万2154元だった。

消費支出の構造を見ると、食品・タバコ・アルコール飲料類、衣類、交通通信、教育・文化・娯楽、その他の用品とサービスが急速に増加した。上半期の食品・タバコ・アルコールの1人当たり消費支出額は同7.8%増で、飲食サービス関連の支出が同17.0%増となったことが大きかった。衣類は同8.1%増、交通通信は同11.6%増、そのうち交通が同12.2%増、通信が同9.7%増だった。

注目されるのは、上半期に教育・文化・娯楽関連の支出が同11.2%増となったことだ。統計局住戸調査司の張毅(ジャン・イー)司長は、「これは主に各地で新たな消費シーンの創出が積極的に行われたことから、文化・娯楽旅行などの新たな消費成長源が生まれ、旅行・移動交通、文化・娯楽などの消費がますます活発になったことから、文化・娯楽関連支出が同17.0%増となったためだ」と分析・指摘した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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