2024年7月25日、韓国日報は「世界で最も安全な旅行先にシンガポールが選ばれた」と伝えた。

記事によると、米フォーブス誌傘下の消費者情報プラットフォーム「Forbes Advisor」は24日、世界の主要60都市の中で「最も安全な旅行先」はシンガポールだと発表した。Forbes Advisorは犯罪率、個人の安全、都市の社会基盤施設（インフラ）、医療サービスの質、自然災害、デジタル保安リスクの項目を基準に都市別に安全指数（0～100点、点数が低いほど危険が少ない）をつけた。

シンガポールは総合点が0点で「安全な旅行先」1位となった。2位以下には東京（10．72点）、カナダ・トロント（13．6点）、豪州・シドニー（22．28点）が続いた。

韓国・ソウルは25点で7位を記録した。犯罪率や医療サービスで高い評価を受けたものの、オンラインハッキングや個人情報の流失リスクを扱うデジタル安全分野ではやや評価が低かった。

一方、最も危険な旅行先は100点を記録したベネズエラの首都カラカスだったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「政治家の犯罪率は韓国が1位だ」「韓国の詐欺犯罪率は世界1位」「韓国にもシンガポールの法律を適用しよう。うらやましい。シンガポールは政治家も道徳的でクリーンらしい。犯罪者にむち打ち刑や死刑を宣告し、路上でのつばの吐き捨てやたばこのポイ捨てに罰金を課す。誰も自由が抑圧されているなんて思わないし、むしろ暮らしやすい国と思われる」「シンガポールには大統領に対する捜査も可能な腐敗防止機関がある。だから国が正常に動く」「外国人の多いシンガポールが安全なのは、社会犯罪に対する強力な処罰が伴っているから。韓国にも強力な法執行が必要だ」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/堂本）