2024年7月25日、中国の映画関連情報サイト・小Q侃電影に、世界的に影響力のある日本のアニメ5作品を紹介する記事が掲載された。

【その他の写真】

記事は、1作目に「ドラゴンボール」を挙げ、「筆者が子ども時代に最も好きだった漫画の一つだ。孫悟空の不屈の精神と人を助ける心にはいつも感動していた。この名作を見返す時、たとえ漫画でもアニメでも、最初から見ても途中から見ても、いつでも子ども時代の素晴らしい思い出がよみがえる。小さな悟空の楽しげな冒険と、カプセルのような奇妙な発明品『ホイポイカプセル』にはいつもワクワクしていた。また、最も尊敬すべきキャラクターはクリリンだ。普通の地球人として、悟空に追いつこうと努力し続けるその姿勢には心を打たれる。彼らの冒険を見るたびに、無邪気だったあの頃に戻った気がする」と述べた。

2作目には「名探偵コナン」を挙げ、「初期のエピソードに強い印象が残っている。小さくなった名探偵という設定が斬新で面白く、工藤新一と毛利蘭のカップルが大好きだった。子どもの頃、コナンの賢さと推理力に憧れていた。緊張感あふれる事件や、小学生になったコナンのかわいらしさと聡明さに夢中だった。後半の物語が少し引き延ばされているように感じるが、それでも『名探偵コナン』に対する愛は変わらない。当時の素晴らしいエピソードは今でも記憶に残り、見るたびに新たな驚きをもたらしてくれる」と紹介した。

3作目には「鬼滅の刃」を挙げ、「典型的な少年漫画。キャラクター設定が特に際立っているわけではないが、戦闘シーンは非常に精巧に作り込まれている。第19話の那田蜘蛛山でのクライマックスシーンは音楽と映像の融合がとても素晴らしく、驚かされた。近年、優れた熱血アニメは少ないが、『鬼滅の刃』は突出している。物語の進行はスムーズで無駄がなく、アクションシーンやコマ割りも非常に高水準で、各キャラクターの特性がとても鮮明に描かれている。一部のコミカルなシーンはやや無理があると感じるが、全体的なパフォーマンスはやはり素晴らしい。これからの展開がさらに楽しみだ」と評した。

4作目には「スラムダンク」を挙げ、「見返して、ほとんど忘れかけていた物語を思い出した。細かい部分は少しあいまいだが、最終回のホームで電車を待つシーンは今でも鮮明に覚えている。試合を見ている途中で少し疲れることもあったが、彼らの日常的なトレーニングのシーンを見るのが好きだった。流川楓は私のお気に入りのキャラクターで、登場するたびに無限の思い出がよみがえる。試合の緊張感や彼らの友情は、忘れることのできない美しい思い出だ」と論じた。

5作目には 「ONE PIECE」を挙げ、「壮大な世界観、緊密なストーリー展開、物語の中で起こるさまざまな出来事、複雑な人間関係に深く魅了されている。何百話にもわたる戦闘シーンは見ていて少し疲れることもあるが、回想シーンや物語のつながりにはいつもワクワクさせられる。物語が進む中で、第1071話の戦闘では新たな攻撃が登場し、なじみ深さの中に新鮮さを感じた。この作品は今もこれからも、完結した後にまとめて見たとしても素晴らしい作品であり続けるだろう。見るたびに興奮と情熱を感じさせてくれる」と言及し、最後に「世界的に影響力のある日本のアニメ5作品の中で、どれがあなたの子ども時代を代表する思い出の作品だろうか？」と問いかけた。（翻訳・編集/岩田）