ラオスのソンサイ首相が現地時間25日、ビエンチャンで、王毅中国共産党政治局委員・外交部長と会談を行いました。

ソンサイ首相はまず、王外交部長に李強総理への心からのあいさつを伝えるよう求め、中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議（三中全会）の円満な開催を熱烈に祝福しました。ソンサイ首相は「三中全会はラオスの革新開放推進、社会主義建設事業を大いに鼓舞するものであり、ラオスは中国の成功経験を参考にし、『第10次五カ年計画』を制定し、自主発展能力を強化することを期待している」と述べました。

ソンサイ首相は、「今年はラオスと中国が全面的な戦略的協力パートナーシップを樹立して15周年に当たる。両党と両国の最高指導者の戦略的指導の下で、ラオスと中国の関係は絶えず高い基準、高いレベル、高い質に向かって歩み続けている。ラオスは両国のハイレベルな指導者間の重要な共通認識を履行することを主軸として、中国との連結・協調を強化し、新たなラオス・中国運命共同体建設行動計画を推進し、全方位的な実務協力を切り開いていきたいと考えている」と述べました。

王外交部長はこれを受けて、中国の指導者からの心のこもったあいさつを伝え、「双方は伝統的な友好を継承・発揚し、運命共同体の構築を深化させ、高い基準での結びつき、質の高い協調、ハイレベルな協力を実現し、中国とラオス関係が引き続き周辺の運命共同体建設の先頭に立つようにしていく」よう期待を示しました。（提供/CRI）