Record China 2024年7月27日(土) 17時0分
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台湾メディアのTVBS新聞網は26日、「荷物がなくなりやすい国・空港・航空会社のランキングが明らかになった」と報じた。
記事は、「7~8月には多くの人が海外旅行に出かけるが、飛行機に乗ると人は現地に到着して預入手荷物が届かないこと(ロストバゲージ)があり、旅のスケジュールに大きな影響を与える」とした上で、米紙ニューヨーク・ポストの報道を引用して、あるウェブサイトを紹介した。
報道によると、オランダの企業家ピエター・レベルズ(Pieter Levels)氏が以前、ポルトガル・リスボンからスペイン・バルセロナへ向かう飛行機に彼女と共に搭乗したところ、彼女の預入荷物が届かなかった。航空会社に繰り返し問い合わせたものの見つからなかったことから、レベルズ氏は「Luggage Losers」というウェブサイトを立ち上げ、大手航空会社や主要空港の荷物紛失率をまとめて公開することにしたという。
同サイトは人工知能(AI)を用いて世界の複数の言語で投稿された紛失情報を24時間収集、実際の紛失データと比較するとともに、航空会社のフライトや機材の規模の違い、空港の旅客数の違いなどを加味した上で数値化して評価しているという。
同サイトによると、現在、紛失率が最も高い航空会社ワースト3はイベリア航空(スペイン)、ブリティッシュ・エアウェイズ(英国)、エア・インディア(インド)の順となっている。一方、紛失率が低いのは1位から順に大韓航空(韓国)、ライオン・エア(インドネシア)、ヴァージン・アトランティック(英国)で、日本航空(JAL)、全日空(ANA)、海南航空(中国)、エバー航空(台湾)が続いている。
国・地域別で紛失率が最も高いのはエチオピア、インド、スペイン、スイス、ケニア。紛失率が低いのは韓国、日本、中国、台湾、インドネシアの順だった。空港別で最も紛失率が高いのはヒースロー空港(英国)となっている。
レベルズ氏は「航空会社や空港の手荷物処理にかかる人件費は低下しているものの仕事量は増加し続けており、荷物が紛失したり破損したりする確率が大幅に上昇している」と指摘。「紛失から21日を超えても返却できなかった荷物は所有者なしとされ、60日後に競売にかけられる可能性が高く、航空会社が本当に持ち主を追跡して返却するために全力を尽くしているかは議論の余地がある」と主張しているという。(翻訳・編集/北田)
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