湖北省科学技術庁が25日に明らかにしたところによると、湖北省人民政府弁公庁がこのほど通達した「湖北省の未来産業の発展加速の実施案（2024－26年）」は、破壊的技術と先端技術により未来産業を生み出し、新たな質の生産力を育成し発展させ、発展の新たな原動力を強化し、経済・社会の発展をけん引する未来のエンジンを構築することを提起した。科技日報が伝えた。

実施案は、26年までに湖北省の未来産業の技術イノベーション、企業育成、産業発展、受け入れ主体の建設などの面で画期的な進展を遂げ、100件の独創的で破壊的技術の研究開発を主導し、100社の科学技術リーディング企業及びイノベーション型リーディング企業を発展・成長させ、10カ所の未来産業科学技術パークおよび未来産業先導エリアなどを建設し、未来産業の全体規模を1000億元（約2兆1000億円）にすることを提起した。

実施案によると、湖北省は未来製造、未来情報、未来材料、未来エネルギー、未来宇宙、未来健康の6つの未来産業を重点的に発展させる。「未来技術学院―未来産業科学技術パーク―未来産業先導エリア」を受け入れ主体とし、未来産業のエコシステムを構築し、全国的な影響力を持つ未来産業発展の先進地を建設する。

湖北省には未来産業を発展させるための一定の基盤がある。スマート製造の工作機械制御システムを例にすると、華中数控をはじめとする国産デジタル制御システムのリーディング企業が、華中8型ハイエンドデジタル制御システムの研究開発に成功した。それは重点分野の5軸データ制御システム製品パッケージに用いられ、その複数の重要機能指標が世界の先端レベルに達している。（提供/人民網日本語版・編集/YF）