11歳の男の子が母親に手作りのシルクのうちわをプレゼント、意外にも注文が殺到―陝西省宝鶏市

CRI online    2024年7月28日(日) 14時0分

拡大

中国北西部の陝西省宝鶏市に住む男の子が母親に手製のシルクのうちわを送り、夏休みが無くなったという話題がこのほど、ネットの検索ランキングで人気が急上昇しました。

中国北西部の陝西省宝鶏市に住む男の子が母親に手製のシルクのうちわを送り、夏休みが無くなったという話題がこのほど、ネットの検索ランキングで人気が急上昇しました。

男の子がシルクのうちわを作って母親に贈りましたが、大喜びの母親が自慢げにSNSに配信して、それを見たネットユーザーは「商品のリンクを教えて。一つ欲しい」「趣味だったけど、仕事になったね」などとコメントをしています。

母親の邢さんは、「息子は今年11歳で5年生です。普段から手先が器用な方で、扇風機や、小さな機械など、簡単なものを作ることが好き。今年の春、息子は養蚕を体験しました。蚕の繭を使ってシルクの布団やうちわが作れると言って、6月20日にうちわを作りました」と紹介しました。

邢さんによれば、息子さんはネットで作り方を紹介する動画を何本か見た後、試しに数回やってみたら成功し、プレゼントしてくれたそうです。とても奇麗なのでびっくりすると同時に、ちょっと誇らしく思い、動画を撮って、SNSに配信しましたが、こんなに人気になるとは思わなかったそうです。

一つのうちわを作るには3時間かかり、多くとも1日に2本しか作れませんが、それでも、男の子は面倒くさがることもなく、注文は殺到しています。家族みんなで手伝って、今までに14枚作り、残りは20数枚だそうです。

邢さんは、「材料を買った費用を引いて、残ったお金は子どものお小遣いにするつもりです。夏休みに電子ゲームなどに没頭しすぎないように手仕事をすることにしましたが、意外にもネットユーザーに好まれて、子どもにとっては、人生で初めて、自分の手でお金を稼ぐことができました」と感想を述べています。

また、邢さんは、「子どもの趣味なら、全力で支援をします。夏休みの宿題を済ませた後に、暇を活用してうちわを作ったので、学業には影響しないと思います。でも、まだ小学生で、本業はやはり学業なので、夏休みが終わったらうちわづくりはやめさせます。もし、冬休みになって、息子がまた作りたいと言えば、母親としては応援を続けます」と説明しました。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携