CRI online 2024年7月28日(日) 11時20分
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北京の中軸線は、北京の旧市街の中心を貫く全長7.8キロで、13世紀に建設され、北京市の旧市街全体の構造計画を統率する建築物や遺跡の組み合わせです。
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インドの首都ニューデリーで27日に開催された国連教育科学文化機関(ユネスコ)第46回世界遺産委員会で、中国の「北京中軸線――中国の理想的な都城秩序の傑作」が正式に「世界遺産」に登録されました。中国の世界遺産の数はこれで59となりました。
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北京の中軸線は15の要素から構成されており、北は鐘鼓楼から、南へ万寧橋、景山、故宮、端門、天安門、外金水橋、天安門広場およびその建築群、正陽門、中軸線の南区間の道路を経て、南端の永定門に至ります。
中軸線の東側と西側にはそれぞれ太廟と社稷壇、天壇と先農壇が建てられており、建築物は古代の皇居や皇族の祭祀(さいし)用建築、古代の都市管理施設、国家の儀礼用建築と公共建築、街の中央にある道路の遺跡という5種類の異なるタイプがふくまれます。起伏のある南北と、バランスがとれ対称的な東西の景観がリズムと雄壮で美しい秩序を成しており、中国の伝統的な都市の中軸線が成熟段階まで発展した模範となる例です。
北京市の中軸線は建造から今に至るまで、都市の歴史的変化と共に変遷し、都市の発展に影響を与え続け、伝統的な都市建設計画の恒久的な生命力を示しており、古都の保護と持続可能な発展を示す中国のケーススタディーとなっています。(提供/CRI)
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2024/7/27
2024/7/26
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