中国メディアによると、ホンダは中国に七つあるガソリン車の工場のうち二つを閉鎖・休止し、年間生産能力を149万台から120万台へと29万台減らす。

現地合弁の広汽本田の第4工場（広東省広州市、年間生産能力5万台）を10月に閉鎖し、東風本田の第2工場（湖北省武漢市、同24万台）を11月に休止し、全体能力の約2割を減らす。

同時に、電気自動車（EV）へのシフトを加速し、建設中の東風本田のEV専用工場は9月、広汽本田のEV専用工場は11月の稼働を予定している。年間生産能力は各12万台。

ホンダの6月の中国新車販売台数は前年同月比39．0％減の6万8966台で、前年割れは5カ月連続。1～6月の累計販売台数は前年同期比21．5％減の41万5906台だった。（翻訳・編集/柳川）