2024年7月29日、パリ五輪に中国代表として出場中の選手が、自身のSNSアカウントのアイコンに日本のアニメキャラクターを使っていることが分かった。

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射撃混合10メートルエアライフル団体で金メダルを獲得した中国の盛李豪（ション・リーハオ）は、中国のSNS・微博（ウェイボー）のアカウントのアイコンを「鬼滅の刃」の登場キャラクターである風柱・不死川実弥（しなずがわさねみ）の後ろ姿にしている。

これを見た中国のネットユーザーは、「君と風柱はどっちも最高だ」「風の呼吸！。金メダルを取れ！」「風柱もオリンピックに出場したよ」「（私も）風柱が好き。センスがいいね」「さすが射撃の名手である不死川玄弥の兄」などと反応した。

また、「おお、君も鬼滅ファンだったんだね！！」「鬼滅ファンが盛李豪を応援している。行け行け！」「『鬼滅の刃』のアイコン、すごいね。おめでとう！」「実弥が転生して弟が使っていた銃で金メダルを取ったんだね」「『鬼滅の刃』本当に人気だね。まさかオリンピックチャンピオンにまで影響を与えるとは」などのコメントも寄せられた。

パリ五輪の中国代表選手や関係者の中にはほかにも日本のアニメキャラクターをアイコンに使用している人が複数おり、「呪術廻戦」の五条悟（ごじょうさとる）や虎杖悠仁（いたどりゆうじ）、「青春ブタ野郎」の桜島麻衣（さくらじままい）や「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけ（のはらしんのすけ）などのキャラクターが使用されている。ネットユーザーからは「われらが2次元は本当にすごい」「この世界はまるで巨大な2次元だ」「ハハハ。これが2次元の魅力だね！」「いろんな業界が2次元のキャラクターで埋め尽くされていると思うと、面白くて笑ってしまう」「2次元がみんなにたたかれていた時代が懐かしい。今じゃ2次元がまるでファッションアイテムみたいになっている」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/岩田）