5月にファンタジー時代劇「狐妖小紅娘・王権篇」がクランクアップした後、つかの間の休息を挟んで武侠ドラマ「赴山海」の撮影に励んでいる中国の俳優チョン・イー（成毅）が、11月には次の主演作「長安二十四計」の制作に入ると報じられた。1年で3作品に連続出演し、今最も忙しい俳優として注目されている。

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動画配信サービス・優酷（YOUKU）がプロデュースする「長安二十四計」にチョン・イーの出演が決まったのは「王権篇」がクランクアップする直前のこと。動画配信大手・愛奇芸（iQIYI）と騰訊視頻（テンセントビデオ）が「赴山海」を共同で手がけると発表した直後に、優酷も間髪入れずにチョン・イーのプラットフォームのアンバサダー就任と新ドラマの出演を一方的に公表し、話題が沸騰した。

そして今、横店影視城（映画・ドラマの撮影基地）で「赴山海」の制作に励んでいるチョン・イーだが、次に出演する「長安二十四計」は11月にクランクインすると伝えられた。2019年に配信された「長安二十四時」の姉妹編で、朝廷と江湖の有志者らが手を組んで長安に根を張った巨悪を倒し、都に安定と繁栄を取り戻すストーリーとなっている。

優酷の重要プロジェクトと位置付けられている本ドラマについては「主演チョン・イー」と記されているだけで、監督、脚本担当、共演者などに関する情報はまだ明かされていない。チョン・イーの勢いに便乗して「琉璃～めぐり逢う2人、封じられた愛～」（2020年）以来のヒットを狙っているとみられている。

昨年配信された「蓮花楼」の大ヒットを受け、武侠ジャンルの唯一無二の存在となったチョン・イーの一層の活躍が期待されているようだ。（翻訳・編集/RR）