人民元建て国際決済の割合が回復上昇、8カ月連続で世界4位

人民網日本語版    2024年7月29日(月) 19時30分

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人民元建て国際決済の割合が回復上昇している。

国際銀行間通信協会(SWIFT)が発表した最新の月次報告によると、今年6月には、金額についての統計に基づくグローバル決済通貨ランキングで、人民元が5月を0.14ポイント上回る4.61%を占め、8カ月連続で世界4位の決済通貨になった。2022年11月と比較すると、当時の2.37%からほぼ2倍に増えている。

人民元の国際化プロセスが加速した原因は何か。中銀証券の管涛(グワン・タオ)グローバルチーフエコノミストは、「まず、中国は貿易投資の規模が非常に大きく、世界1位の商品輸出国であり、世界2位の商品輸入国であり、外資導入大国と対外投資大国であり、まさにこのようなグローバル経済との密接なつながりが人民元の海外での流通・利用を極めて力強く支えているからだ。次に、中国は責任あるマクロ経済政策を堅持して、人民元の信頼性を保証しているからだ。さらに、中国は金融市場の双方向の開放を加速させ、人民元の資本項目の国際化レベルが絶えず上昇している。これが外資を吸収して人民元建て金融資産の割合を増やすのにプラスに働いているからだ」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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