中国の習近平国家主席は29日午前、北京市の人民大会堂で、中国を公式訪問している東ティモールのラモス・ホルタ大統領と会談しました。

習主席は「両国の国交樹立以来、東ティモールの大統領が中国を公式訪問するのは今回が初めてで、重要な歴史的意義がある。ホルタ大統領は中国と東ティモールの友好事業の創立者、建設者、擁護者だ。今後もホルタ大統領と共に、二国間関係の発展のために新たな計画を立て、新たなビジョンを描き出し、両国の全面的な戦略パートナーシップが絶えず新たな段階に上がるよう推進し、両国人民により多くの幸福をもたらしていきたい」と述べました。

ホルタ大統領は「過去数十年の間、私は何度も中国を訪問し、中国で起きた大きな変革をこの目で見てきた。中国は多国間主義と世界平和を守るために重要な貢献をした。これは、中国が平和を愛する大国であり、世界平和と人類の幸福に貢献できることを示している。習主席の力強い指導と東ティモールの発展に対する中国側の強力な支持に感謝する」と述べました。（提供/CRI）